このホームページは、クリエイティブユニットTENT のデザイナー 青木亮作(あおきりょうさく)の個人ページです。
娘に依頼されてつくる工作「とーちゃんつくって」や 趣味のDIY、ムービーなどを置いておくための、あくまで個人的な場所ですが、たまたまお立ち寄りいただいた方に見て楽しんでもらえたり、 子供との暮らしなどに お役立て頂けたなら、それはそれで嬉しいです。
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2020/07/07
NHK Eテレの新番組に出演(手のみ)しました。
2019/11/22
「とーちゃんつくって」が本になりました。
娘からのリクエストに応えて、ぶっつけ本番でつくる工作シリーズ。あまり真面目にやると、普段の仕事と変わらなくなってしまうので「絶対に事前に計画を練らない」「手を動かしながら、作りながら考える」を自分へのルールにしてます。
ダンボールにこだわっているわけではなく、ただ無料で手に入る材料が手元にあったので使っています。 精度とかギミックとかに走るのではなく、子供にとって遊んで楽しいか、長く遊べるかを大事にしてます。
かなり不定期ではありますが「とーちゃんつくって」で登場した工作や、その他新しい工作の作り方をYouTubeにアップしています。その場で考えながら作っているので、まだまだ改善の余地のある工程にはなっていますが、その悩んでいる様子含めて楽しんでもらえると嬉しいです。
お店やさんごっこをやりたがるので、普段は壁際に設置してあるIKEAのキッチンを対面型に移動。紙を貼り付けて看板をつくりました。丸いダンボールに折り紙を貼り付けていくだけで、それらしいピザができることを発見。いろんな種類のピザを作りました。別の部屋から電話注文(という名の大きな声で注文)して、宅配してもらうのも楽しい。
お店やさんごっこをやりたがるので、普段は壁際に設置してあるIKEAのキッチンを対面型に移動。紙を貼り付けて看板をつくりました。丸いダンボールに折り紙を貼り付けていくだけで、それらしいピザができることを発見。いろんな種類のピザを作りました。別の部屋から電話注文(という名の大きな声で注文)して、宅配してもらうのも楽しい。
「出張とーちゃんつくって」で作った恐竜を見て「うちにもほしい」と言ってもらえたので、我が家の狭い空間における、恐竜よりは小型化した犬をつくってみました。口が開いて、ドングリなどを食べさせて、おしりから「うーぽん(うんちの意味)」として出すことができる構造になってます。目は、娘が自分で描きました。
はじめての、友人の子供からのリクエストをうけての「出張とーちゃんつくって」。スピノサウルスを作って欲しいという、普段は作る機会をもらえない男の子っぽい依頼に、前のめりで可動部たっぷりの恐竜をつくっちゃいました。大きなお部屋のお家だったので、ついつい恐竜もけっこうな大きさに仕上がってしまった。いやー男の子工作、楽しかったです。
ごはんのときに、ぬいぐるみと一緒に食べたがるばかりなので、机にとりつけることでぬいぐるみを座らせることができる椅子を作ってみました。すごく喜んでいたのは3日間くらいだったかな、、、案外、長続きはしませんでした。ざんねん
プレゼントに積み木をもらったんですけど、作れるものもけっこう限られてて、このままでは意外と早く飽きちゃうなあと思って、急遽こしらえた、紙をくるっと巻くだけでできる人形。リクエストに応じて、動物とか人物とか、いろいろ数秒で作れるし、指人形にもできるので、たくさん作ってシリーズにしてきたくなりました。
何ヶ月も前から「ベビーカー」をリクエストされてました。折りたたみ構造を段ボールで実現するハードルが高く、先延ばしにしていたのですが、キャリーカートのような形でも良いと妥協してくれたので、作ることにしました。回転するタイヤにこだわったせいで時間がかかり夜になっても完成せず「ハンドル部分は明日の朝までに作っておいてね」という鬼の発注をうけ、翌朝までに完成することができました。床に優しい「ホットボンドグリップタイヤ」という新しい工法が編み出されました。
気軽に作り始めたブランコでしたけど、重心位置とか前ガードの開閉とか、思ったよりも工夫が必要でした。うさぴょんが乗っても成立するようにせっかく作ったのに「なんか不安定だから」という理由で、くまちゃんのブランコに格下げされてしまったので、少し悔しい。
下にある「うさぴょんの風呂」の制作途中のこと。つくりかけの部品を使って、娘がトンカンしだし、挙げ句の果てに「お風呂もういらないから、トンカンするの欲しい」と言われてしまう始末。「お風呂リクエストしたの、あなたじゃないですか!」という気持ちをグっとこらえて、トンカンしてくみ上げられる机を作ってみました。何度も何度もトンカントンカンしてます。今までで一番ノリノリで遊んでくれているかもしれない。
「うさぴょんのお風呂とシャワーを作って欲しい」という依頼を3週間くらい言われ続けたので、ようやく作ってみました。ダンボール箱そのものでも風呂に見立てた遊びはできるけど、なんか悔しくて角を丸くしてみたり。シャワーをどう取り付けるのか悩んだ結果、昭和のバランス釜のような形に行き着きました。以前に作ったうさぴょんのトイレと組み合わせると、より昭和っぽい切なさが漂います。ちなみに、シャワーの微細な穴は、娘が自分であけました。
駅やスーパーなんかの有料駐輪場によくついている、ロック解除用の数字ボタン。「駐輪場番号と確認ボタンを押してください」「後方に注意して、自転車を引き出してください」というアレです。ロディちゃん(黒い馬)を自転車に見立てて駐輪遊びに使っています。ボタンの裏に、薄くスライスした”激落ちくんスポンジ”してバネ感を実現しましたけど、ちょっと改善の余地がある押し心地です。
しょっちゅう見ている ひげじい(青木の父)のムービーに登場するインパクトドライバー。着脱式バッテリー、バネ内臓のトリガーボタンなど、娘には別に頼まれてないけれど、とーちゃんにとっては大切な、こだわりのギミックが盛り込まれている。
ギター1号のゴムヒモが経年劣化で切れてしまったので作成。今回はアウトドア用のゴムヒモを使用。ゴムヒモの張力があまりにも強力なので、裏面の構造がかなり大変でした。ムービーだと聞こえづらいけど、実物は良い感じの重低音が奏でられますよ。
あてずっぽうで作り始めて、飾りとして輪ゴム弦をつけてみたら、ちゃんと音が鳴ってしまったのが、このギター1号。音階も鳴らせてしまったので、つい娘から奪いとって、とーちゃんばかり弾いてしまう。
子供って、意外な道具に憧れてたりしますね。アイロンがけなんて、子供が寝た深夜にしかやってなかったから、興味あるとは思ってなかった。
アイロンだけじゃなくてシワシワのシャツも作るのがポイント。一生懸命、何回でもアイロンがけしてますよ。
とーちゃんは毎朝、こだわりのスペシャルティコーヒー豆をガリガリして、フレンチプレスで淹れている。やらせてやらせてとせがむので、専用機を作ってあげました。
コーヒー豆のかわりにドングリを入れて遊んでます。そこそこ手応えのある、回せるハンドルにはこだわりました
一眼カメラを触っていると、いつも触らせろとせがむので、さくっと作ってみたカメラ。ボタンも押せないし、レンズもただの穴なのに、かなり気に入ってもらえて、お出かけの時にも首から下げて歩いてます。撮影後にかならずモニター側を「見て!」と見せてくるのは、デジタル世代だなあと。別に頼まれてないけど、やっぱり元カメラメーカーのデザイナーとしは、交換レンズ式にしたくもなるし、そのレンズは何本も用意したいし、細かいスペック文字も入れてしまうわけです。
トイレトレーニングをただ強要しても嫌がるし面白くないので、どうにかならないかと思って作成したカード。当時、サイフでお買い物遊びにはまっていたので、そのサイフに入るポイントカード式を採用したら、すっかりはまりまして、すぐにトイレができるようになりました。うーぽんカード30ポイントは、その後「ストライダー」と交換になりました。
玩具や文房具を置く棚がほしいという、母ちゃんのリクエストと、お絵描きや粘土遊びをする机がほしそうな娘の様子から、この2つの課題を一気に解決するために作成した棚。ペンキの色、電球スイッチのヒモなど、いろいろな細かいパーツは子供に選ばせました。想像以上に出来が良かったので、とーちゃん用も欲しくなりました。
僕ではなく、僕の父親「ひげじい」が孫娘から依頼されて作ったおもちゃなど。工房が充実しているので、木や金属も使えるのです。うらやましい!
プロダクトデザインは、モノが完成しないと世に出せないのですが、本ってたとえば「完成しないで失敗した」という形をもたないエピソードでも、物理的なものにまとめられるのが面白いなあと思って、一時期はまりました。
プロダクトデザインは、モノが完成しないと世に出せないのですが、本ってたとえば「完成しないで失敗した」という形をもたないエピソードでも、物理的なものにまとめられるのが面白いなあと思って、一時期はまりました。
青木亮作のお仕事の側面はTENTのホームページでご覧ください
www.tent1000.com